アメリカ合衆国ビザレーザーの申請方法 | iVisa

アメリカ合衆国ビザレーザーの申請方法

更新日: 2024年5月

ビザレーザーを利用すれば、空路・陸路・海路でアメリカ合衆国に渡航でき、現地の人のように国境を越えることができます。

ビザレーザーとは？

ビザレーザー（別名: メキシコ国境通過カード）は、メキシコ国籍の方だけが利用できる特別な身分証明書であり、アメリカ合衆国への入国許可証および観光ビザとして機能します。

特に、車でアメリカ合衆国へ頻繁に渡航する方にとって、アメリカ合衆国への渡航のためにメキシコ国内で最も人気のあるビザのひとつとなっています。

ビザレーザーを持っていれば、観光やレジャー、医療目的はもちろん、ビジネスのための渡航も可能です。ビジネス会議、行事、展示会、学術・教育・専門家向けの会議にも参加できます。

ビザレーザーで訪問できるアメリカ合衆国の州

ビザレーザーで渡航できるのは、メキシコと国境を接する以下の州のみです：

• カリフォルニア州
• アリゾナ州
• ニューメキシコ州
• テキサス州

ビザレーザーでできること

• 観光
• 買い物
• 商品・不動産の購入
• 友人や家族の訪問
• 短期間のレクリエーションコースへの参加（単位取得目的は不可）
• 展示会への参加
• 学会・会議に聴講者または講演者として参加（報酬の受け取りは不可）
• 医療目的
• アメリカ合衆国の医師による診療
• 契約の締結
• ビジネス会議への参加

ビザレーザーでできないこと

• 就労
• 一時的な就学
• 永住
• 運転免許証の取得
• アメリカ合衆国内の公立学校で子どもを就学させること

ビザレーザーの有効期間について

ビザレーザーは発行日から10年間有効です。このビザを利用してアメリカ合衆国に滞在できる期間は最大30日間までで、特定の目的に限られます。

ビザレーザーの申請方法

ビザレーザーの申請は、いくつかのステップがあります。以下は簡単な流れです：

1. 資格の確認：ビザレーザーの対象（アメリカ合衆国への30日以内の短期滞在）であるかを確認します。

2. 申請書の記入：必要事項（個人情報や渡航情報）を申請フォームに記入します。

3. 書類の提出：財政状況や就業状況を証明する書類など、必要な書類を提出します。

4. 面接の予約：アメリカ合衆国国土安全保障省との面接を予約します。待ち時間は1年以上になる場合もあります。

5. 面接に出席：申請内容の確認や質問を受ける面接に出席します。

6. ビザの発行を待つ：承認された場合、ビザレーザーはおよそ4週間で発行されます。

7. ビザを受け取る：ビザを受け取り、陸路・空路・海路で指定されたアメリカ合衆国内の地域への渡航が可能となります。

注意：当社では現在このビザのお取り扱いはありませんが、詳細はアメリカ合衆国政府公式サイトでご確認いただけます。

ビザレーザーの取得までどれくらいかかりますか？

アメリカ合衆国国土安全保障省（DHS）が面接の予約可能日を提示します。

申請希望者が多いため、待ち期間が12か月以上かかる場合もあります。

面接後、ビザレーザーの発行には通常約4週間かかります。

アメリカ合衆国への旅行予定の数か月前には申請することをおすすめします。

ビザレーザーとB1/B2ビザの違いは何ですか？

ビザレーザーはメキシコ市民のみ申請できる特別な書類ですが、B1/B2ビザはラテンアメリカ、アジア、アフリカなど、さまざまな国籍の方も申請可能です。

また、ビザレーザーとB1/B2ビザはどちらも料金は同じ（160米ドル）ですが、15歳未満の申請者はビザレーザーの場合15米ドルのみで済みます。一方、B1/B2ビザを申請する15歳未満の方は、全額（通常160米ドル）の申請手数料が必要です。

さらにビザレーザーを使えば、メキシコ国籍の方はアメリカ合衆国への国境通過時にパスポートを提示する必要がありません。ただし、B1/B2ビザで渡航する場合はアメリカ合衆国全土を旅行できますが、ビザレーザーでは国境沿いの州のみとなります。 B1/B2ビザガイドをご覧いただくと、さらに詳しい情報がわかります。また、今すぐB1/B2ビザを申請することもできます。