要点
- トルコとサウジアラビアが、外交旅券と特別旅券の所持者を対象とするビザ免除に署名しました
- 合意は、アンカラで開かれた第3回トルコ・サウジ調整評議会の場でまとまりました
- 両国は、貿易、防衛、エネルギー、観光、教育、運輸の分野での協力についても協議しました
- 会談では、閣僚がガザの人道状況にも言及しました
合意は第3回トルコ・サウジ調整評議会でまとまり、ガザ情勢と二国間協力も議題になりました
トルコとサウジアラビアは、外交旅券と特別旅券の所持者を対象とする相互ビザ免除協定に署名しました。アンカラとリヤドの関係が深まるなかでの、大きな一歩といえます。
トルコの新聞Yeni Şafakによると、協定はアンカラで水曜日に開かれた第3回トルコ・サウジ調整評議会の場で署名されました。協議は、トルコのハカン・フィダン外相と、カウンターパートであるサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アール・サウード外相が主導しました。
このビザ免除により、両国間の要人往来がしやすくなり、政府どうしの関わりがより緊密になると見られています。
主要分野での協力
両代表団は、貿易、防衛、エネルギー、観光、教育、運輸といった重要分野の共同作業部会について確認しました。トルコのSNSプラットフォームNSosyalへの投稿で、フィダン外相は、今回の協議によって二国間の課題を扱う制度的な枠組みへの両国の姿勢があらためて確かめられた、と強調しました。
フィダン外相はサウジアラビア代表団の訪問に謝意を示し、まとまった合意は双方に利益をもたらすと述べました。
ガザと地域の安定
二国間の関係にとどまらず、閣僚らは不安定なガザ情勢にも触れ、地域の安定への共通の懸念をにじませました。この協議は、これまでの要人往来や経済協力の合意を土台に、アンカラとリヤドの歩み寄りが続いていることを示しています。
今後の見通し
専門家は、今回の調整評議会を、中東情勢が動くなかでトルコとサウジアラビアの連携がさらに深まる一歩と見ています。両国は従来の分野を超えて協力を広げる意向を示しており、なかでもエネルギーと防衛が、新たな関係の柱として浮かび上がっています。




