要点
- 2026年7月8日から、8歳と9歳の子どもがイギリスの空港でeゲートを使えます
- 身長が120cm以上で、大人が同伴している必要があります
- この変更により、最大150万人の子どもが新たにeゲートを使えるようになります
- eゲートはイギリス国内13空港と、ブリュッセルとパリの併設審査場に設置されています
変更は7月8日に発効し、身長120cm以上で大人が同伴している子どもが対象です
海外からイギリスへ帰国する8歳と9歳の子どもは、2026年7月8日から、空港などの再入国地点でeゲートを使えるようになりました。内務省が発表しました。
BBCによると、子どもは生体認証のスキャナーに認識される必要があるため、身長が120cm(3フィート11インチ)以上で、大人が同伴していなければなりません。
対象年齢を10歳から引き下げることで、政府は最大150万人の子どもが新たにeゲートを使えるようになると見込んでいます。対象となるのは、イギリス国内と、ヨーロッパ大陸側で入国審査を行う併設審査場にある290台以上のeゲートです。
マイク・タップ移民・市民権担当相は、この夏の休暇シーズンには、より多くの家族が「これまでより速く快適に帰国できる」ようになると述べました。
eゲートを使える方
eゲートは、パスポートをデジタルで読み取ることで入国審査を速める仕組みです。イギリス国民のほか、EU加盟国、オーストラリア、カナダ、アイスランド、日本、リヒテンシュタイン、ニュージーランド、ノルウェー、シンガポール、韓国、スイス、アメリカの国民、そしてRegistered Traveller Serviceの登録者が利用できます。
国境警備隊も歓迎
国境警備隊のフィル・ダグラス長官は、今回の措置によって「高度な技能を持つ職員が、イギリスに脅威をもたらす人物の摘発に集中できる」ようになると述べました。
イギリスの空港業界団体AirportsUKのカレン・ディー最高責任者は、「歓迎すべき進展」だと評価しました。
「より多くの家族がこの技術を使えるようになり、入国の手続きが速くなって、多くの方の待ち時間が短くなります」と同氏は述べています。「空港は国境当局と力を合わせ、イギリスの玄関口が安全であると同時に温かく迎えられる場であるよう、そして帰国される方も訪れる方も気持ちよく通過できるよう、懸命に取り組んでいます」
eゲートの設置場所
eゲートは、イギリス国内の13の空港に設置されています。バーミンガム、ブリストル、カーディフ、イーストミッドランズ、エディンバラ、ガトウィック、グラスゴー、ヒースロー、ロンドン・シティ、ルートン、マンチェスター、ニューカッスル、スタンステッドです。ブリュッセルとパリの併設審査場でも利用できます。
国境の刷新の一環として
今回の発表は、政府が進めるイギリスの国境刷新プログラムの最新の動きです。同プログラムでは、イギリスへの入国にデジタルの許可を与えるETA(電子渡航認証)の運用が2月から本格的に始まりました。新しい仕組みのもとでは、カナダやオーストラリアなどビザ免除の国からの渡航者も、20ポンドを支払ってETAを取得しなければイギリスへ渡航できません。
デジタルのパスポート照合は、ここ数か月のあいだにイタリアやポルトガルなどヨーロッパの一部の空港で長い混乱を招いており、新しいパスポート読み取りの仕組みが夏に大きな遅れを引き起こしかねない、という警告も出ています。




